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山口組分裂騒動

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暴力団神戸山口組に対する兵庫県公安委員会の意見聴取会場=22日午後、兵庫県警本部
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暴力団神戸山口組に対する兵庫県公安委員会の意見聴取会場=22日午後、兵庫県警本部

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂した暴力団神戸山口組(本拠地・淡路市)について、兵庫県公安委員会は22日、法律に基づく指定暴力団とするため意見聴取をする予定だったが、同組側が欠席し、聴取は行われなかった。県警によると、聴取に出席しない場合でも指定できるという。

 県警によると、意見聴取は暴力団対策法に基づく手続きで、指定対象に当たらないとする証拠を組長や代理人らが提出し、意見を述べられる。

 警察庁は今月7日に両団体が「対立抗争」状態にあると認定。一方、神戸山口組は昨年8月末に山口組から分裂し、暴力団対策法に基づく指定から外れたため、抗争時の「組事務所の使用制限」などの規制が及ばない状態が続いている。

 県公安委は今月1日の情勢で「暴力団特有の犯罪歴がある者が一定割合以上含まれる」などの指定要件を満たすと判断し、4日に意見聴取の通知書を神戸山口組に届けていた。この日午後2時の開始時刻になっても同組関係者は現れず、県公安委は約40分後に不開催扱いとして聴取手続きを終えた。

 会場の県警本部(神戸市中央区)周辺では、防弾チョッキを着た警察官が警戒し、傍聴希望者の持ち物検査などが行われた。

 一方、山口組についても6月下旬に3年ごとに必要な指定の更新期限を迎えるため、県公安委は9回目の指定に向け、今月31日に意見聴取をする予定。

2016/3/22