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山口組分裂騒動

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ハロウィーンの中止を告げる張り紙
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ハロウィーンの中止を告げる張り紙

 10月31日恒例の欧米由来の行事「ハロウィーン」に合わせ、近隣の子どもらに菓子を毎年配ってきた指定暴力団山口組が、神戸市灘区篠原本町4の総本部前に「本年度は諸般の事情により中止する」と張り紙をしていることが分かった。同組の分裂が影響した可能性があるとみられる。

 張り紙は「山口組総本部」名で掲示。今年の中止を告げる一方で「来年は必ず開催致しますので、楽しみにしていて下(くだ)さい」との記述もあった。

 捜査関係者らによると、組員らがここ数年、総本部のシャッターを開けて菓子を配るのが恒例で、人だかりができることもあった。餅つき大会の参加者に「お年玉」名目で数万円を渡した事例もあり、捜査関係者は「いずれも近隣住民への懐柔策」とみてきた。

 同組は分裂以降、総本部に防弾チョッキ姿の組員を配置するなど物々しい雰囲気で、県警は「突発的なトラブルも懸念され、子どもを危険な状況にさらす」と警戒していた。

2015/10/21