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山口組分裂騒動

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 兵庫県警暴力団対策課と明石署などは15日までに、詐欺の疑いで、指定暴力団山口組から分裂した新組織「神戸山口組」系組員の男(35)=兵庫県洲本市=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。県警は同日、兵庫県淡路市志筑にある神戸山口組の有力団体「俠友会」事務所を関係先として捜索した。

 逮捕容疑は2010年6月、洲本市内の金融機関で組員の身分を隠して口座を開設し、通帳などをだまし取った疑い。県警は共謀したとされる同会傘下組織幹部の男(44)=同市=の逮捕状を取り、行方を追っている。この口座には、幹部の交際者からの入金記録があり、俠友会へ資金が流れた可能性もあるとみて調べる。

 捜査関係者によると、捜索を受けた俠友会の会長は神戸山口組の最高幹部に当たる「若頭」に就いたとされる。淡路市の事務所が新組織の「連絡先」になる可能性もあり、県警が実態把握を進める。

2015/9/15