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山口組分裂騒動

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 兵庫県警は11日、警部級以上164人、総勢945人の人事異動を発表した。指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)の分裂を受け、情報収集や実態把握にあたる人員を増強した。凶悪事件につながりかねないストーカーや配偶者暴力(DV)、相次ぐ特殊詐欺に対する捜査体制も充実させる。発令は一部を除き15日付。

 山口組の分裂問題をめぐっては、離脱派との間で対立抗争の発生も懸念され、組織犯罪対策課に2人を増員。情勢をいち早く見極め、取り締まりや警戒の強化につなげる。

 ストーカーやDVなど「人身安全関連事案」への対応では、担当する捜査1課に2人、生活安全企画課に1人を新たに配置。被害者保護も含め、県警本部と各警察署との連携強化を図る。

 特殊詐欺の被害は件数、額とも前年を上回っており、捜査2課の捜査員を3人増やす。

 女性警察官の登用も引き続き進め、警部に1人、警部補に5人が昇任。警察署の刑事部門の課長に初の女性警部を配置する。

(田中陽一)

2015/9/12