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震災インタビュー

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 笑顔取り戻したい/芸術、文化を日常の一部に

 大震災は、建物ばかりか人々の心をも破壊した。絶望の中で、被災者の表情から生気が消えた。彼らの笑顔を取り戻すために、「演劇」は何ができるのか、何をなすべきなのか。ハード重視の復興が進む中、山根さんが館長を務めるピッコロシアターが拠点の県立ピッコロ劇団の活動は、その存在意義を見つめ直すことから始まった。五年前の一月十七日、第二回公演「風の中の街」の初日が、一週間後に迫っていた。
 その日、劇場は休館日だった。大阪の自宅で朝早く起きてテレビを見ていたら、グラグラときた。「大きいぞ」と、とっさに思った。神戸、阪神間の被害を伝えるニュースが刻々と入る。私は出勤できず、尼崎に住む職員に連絡し、駆けつけてもらった。翌日、電車が再開し、劇場に入った。でも、職員の多くは出勤できず、県庁にも相談できる状況じゃなかった。

2000/2/8

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