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震災インタビュー

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 六甲の断層動くと確信/防災、毎年の蓄積が大切

 断層研究の第一人者である藤田さんは、六甲周辺をはじめとする近畿の断層帯が現在も地殻変動の最中にあるとして警告を発してきた。しかし、兵庫県南部地震の発生まで「近畿は地震が少ない」という誤った思い込みが、行政や建設関係者にまで広がっていた。
 戦後、第四紀(約二百万年前-現在)の地層を研究するうち、第四紀になってから日本では大きな変動はないという、それまで常識とされてきた戦前からの定説に疑問を持つようになった。六甲の甲山付近を日曜ごとに歩き、甲陽断層を調べたことが私の研究の出発点だ。大阪湾の沈降と六甲山の隆起が第四紀になってからの地質学的事件に違いないと確信し、広い範囲での調査を始めた。淡路-六甲-比良と養老山地-伊勢湾、それに中央構造線に囲まれた三角形に断層が集中し、今も変動が継続しているという「近畿トライアングル」の論文を発表した。  

1999/9/28

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