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震災インタビュー

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 運命はこうも無情なのか/時間かかるが、被災地は変わる

 高村さんの自宅は、吹田市の千里山にある。震災の朝、作りつけの書庫から、無数の本が崩れ落ちた。近くの公園に仮設住宅が建った。亡き母は芦屋市出身。幼いころ、日曜になると両親に連れられ、六甲ケーブルや摩耶ロープウエーに乗った。帰りに三宮で百貨店に入ったり、食事をしたりするのが楽しみだった。震災に襲われた街には、そんな思い出が横たわる。
 震災から五年目の今、私の中には、ふたつの相矛盾した気持ちがある。ひとつは「どうしても納得できない」という思い。なぜ、私たちだけがこんな目に遭うのか。どうして、死ぬ必要のない人が死ななければならなかったのか。戦争のように、恨む相手や敵国もいない。地震はだれが起こしたのでもないから。

1999/6/22

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