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地域共生プロジェクト

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にぎわいを見せる竹田城跡=5月、朝来市和田山町
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にぎわいを見せる竹田城跡=5月、朝来市和田山町

にぎわいを見せる竹田城跡=5月、朝来市和田山町

にぎわいを見せる竹田城跡=5月、朝来市和田山町

 兵庫県朝来市の竹田城跡は今冬、閉山期間を2カ月弱に短縮し、山開きも3月1日に前倒しする-。地元住民や有識者でつくる「竹田地域ビジョン会議」で今月23日、方針が決まった。同市と神戸新聞社が事務局を運営し、3カ月余り右往左往しながらも、何とか一つの形にできた。これを機に、会議を振り返ってみたい。(浅野広明)

   ◇

 「もっといっしょに」を合言葉に、筆者が所属する神戸新聞パートナーセンターが発足したのが3月。まちづくりのお手伝いができないかと考え、城跡の活用で悩んでいた市と4月、連携協定を結んだ。自治体と新聞社という全国的にも珍しいタッグ。一つの柱と位置づけたのが、まちづくり会議の創設だった。

 市職員や住民らと話すうち、城跡の冬季利用が大きな課題であることが分かってきた。市は昨年12月から3カ月余り、初めて城跡を閉山した。周辺の観光客はがくんと減り、商業者らは困っていた。市が住民に十分に相談せず、一方的に閉山を決めたことに不満を持つ人も多かった。

 「関係団体の30人ぐらいを集めて、城跡の冬季利用を考える会議をつくれないか」。市に持ち掛けた。新参者として、なるべく多くの人の話を聞くことから始めようと考えた。

 「そんな大きな会議、初めてやなあ」。市幹部らは少し驚いたようだったが、竹田城課がこの人は呼ぶべきというリストを作ってくれた。地元区長、観光業者、商工会、警察、消防、文化財関係者など約30人。私たちも、面識があった関学大の八木康夫教授、甲南大の西村順二教授の有識者2人にアドバイザー就任を依頼し、快諾を頂いた。

 竹田城課の小谷則彰課長らと、各委員へのあいさつ回りをした。神戸新聞が事務局に入ることも説明した。

 「行政と住民だけやと話し合いにならん。間に入ってもらうと助かるわ」「市への批判を神戸新聞がガードするのか」。反応はさまざまだ。突然の訪問で怒らせてしまい、平謝りしたこともあった。

 各委員とも、言いたいことがたくさんあるように見えた。会議はすんなりとはまとまらないだろう。行政と住民の話し合いがうまく進むよう、橋渡し役になろうと思った。

2015/7/28

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