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めっき事業分野拡大狙う

石原ケミカル・酒井保幸社長

2019.12.06
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石原ケミカル・酒井保幸社長

石原ケミカル・酒井保幸社長

 社長就任から3カ月たった今年9月、企業の合併・買収(M&A)を発表した。プリント基板と電子部品を接合する主力製品の金属表面処理剤(めっき液)に加えて、新たな技術を手に入れようと、装飾用のめっき液メーカー、キザイ(東京)を傘下に収めた。「隣接した分野に事業を広げ、会社の成長に結びつけたい」と目的を語る。

 最たる経営課題に成長性を挙げる。「当社のめっき液は高シェアだが、電子部品というニッチ(隙間)な市場に特化していて事業領域が狭い」と認める。今後、狙うのは自動車業界への参入だ。「電動化で車体が重くなる中、軽量化に向け(車のバンパーやエンブレムに)樹脂などの材料が使われてくる。それらを装飾する技術には市場性がある」と確信する。