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 イタリアの文学賞を受賞し、記念講演する村上春樹さん(中央)=11日、イタリア・アルバ((C)Fondazione Bottari Lattes foto Murialdo、共同)
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 イタリアの文学賞を受賞し、記念講演する村上春樹さん(中央)=11日、イタリア・アルバ((C)Fondazione Bottari Lattes foto Murialdo、共同)

 【アルバ共同】作家の村上春樹さん(70)がイタリアの文学賞を受賞し、11日夜(日本時間12日未明)、北西部アルバで記念講演を行った。いつの時代も物語が果たす役割は変わらないとし、「(魂の)暗闇を照らす物語という、ささやかなかがり火が必要とされている。それは恐らく小説にしか提供できない種類の明かりです」と語った。

 ラッテス・グリンツァーネ文学賞の「ラ・クエルチャ」部門に選ばれた村上さんは、「洞窟の中のかがり火」と題した講演で40年前のデビュー当時を回想。「ねじまき鳥クロニクル」などの自作を例に挙げながら、計画を立てずに書き始める独自の創作論を展開した。

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