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車に乗ったまま野菜が購入できる「ドライブスルー八百屋」=稲美町六分一
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車に乗ったまま野菜が購入できる「ドライブスルー八百屋」=稲美町六分一
23種類の野菜や果物が入ったセット=稲美町六分一
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23種類の野菜や果物が入ったセット=稲美町六分一

 青果の卸売りを手掛ける「デリカフーズ」の兵庫事業所(兵庫県稲美町六分一)が、新型コロナウイルスによる需要の低下で買い手が付かない野菜のセットを、ドライブスルー形式で消費者向けに販売している。感染対策として人との接触を抑えるために導入した方法だが、「車に乗ったまま手軽にまとめ買いできる」「生産者を支援したい」と予想外の反響が出ているという。(小森有喜)

 同社は外食産業への卸売りが中心だが、4月から営業を休止する店が相次ぎ、出荷が通常の4割程度にまで落ち込んだ。在庫を抱え、農家が野菜を廃棄せざるを得ないケースもあった。

 そこで、既に全国各地で業務用野菜を消費者向けに販売していた「フードサプライ」(東京)と協力し、5月下旬に「ドライブスルー八百屋」を開始。初日から同県加古川や明石市、稲美町などから90人が訪れた。

 購入方法は、事前にインターネットで「ドライブ-」のサイトを検索し、その予約フォームを入力。指定した日時に車でデリカフーズ兵庫事業所を訪れ、乗車したまま代金を手渡して後部座席やトランクに段ボールを積んでもらう。車から降りる必要はなく、ほとんどの人が1分程度で買い物を終えられる。予約していなくても、数に余裕があれば購入できる。

 セットは、長野県産レタスや宮崎県産ミニトマト、青森県産リンゴなど23種類の野菜や果物が入って、3500円(税込み)。5キロの米が付いたものは5千円(同)で手に入る。同封の紙にQRコードが印刷され、読み込むと、セットに入っている野菜などを使った料理のレシピや調理の動画が見られる。既に2回利用したという神戸市西区の主婦(54)は「ドライブのついでに気軽に買えるし、何より安い。苦しんでいる農家さんを手助けできたら」と話す。

 デリカフーズ商品部の堀家(ほりけ)将志課長(33)は「コロナ禍はいったん落ち着きつつあるが、売り上げは以前と比べて6割程度までしか回復していない。せっかくの新鮮な野菜なので、ぜひ買ってほしい」と呼び掛ける。

 6月中の毎週金、土、日曜各午前10時~午後5時に開催。反響が続けば、その後の継続も検討する。フードサプライTEL04・7125・0714

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