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水星探査機「みお」のイメージ(JAXA提供)
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水星探査機「みお」のイメージ(JAXA提供)
少年自然の家で観測に成功した「みお」の光跡(少年自然の家提供)
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少年自然の家で観測に成功した「みお」の光跡(少年自然の家提供)

 水星に向かい、その構造や成り立ちを調べる探査機「みお」の軌道を観測、撮影することに、加古川市立少年自然の家(兵庫県加古川市東神吉町天下原)の職員が成功した。天体観測室の大型反射望遠鏡を使い、暗闇に浮かぶ一筋の光跡を捉えた。

 みおは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発。水星の磁場を精密に観測する磁力計など、計5種類の計測機器を載せている。2018年に南米・フランス領ギアナのクールー宇宙基地からロケットで打ち上げられ、25年末、水星の周回軌道に到着予定。

 今年4月10日には、みおが地球の重力を利用して軌道を変えたり、速度を調整したりする「スイングバイ」に成功し、世界各地で観測が試みられた。少年自然の家では、天体観測指導員の山本由弘さん(52)と福田豪一(ひでかず)さん(34)が、直径約40センチの望遠鏡を南の方角に向けて準備。同日午後7時45分ごろ、その姿を捉えたという。

 新型コロナウイルスの影響で閉館していた少年自然の家は、今月23日に一部再開。ただ、宿泊施設の利用は休止、子どもたちを対象にした「天体観察クラブ」の活動も延期している。

 山本さんは「イベントが再開されたら、写真を見せて訪れた人に紹介したい」。福田さんは「知名度はまだ低いかもしれないが、みおの活躍を通じ、日本が難しい計画にチャレンジしているのを知ってほしい」と話す。(千葉翔大)

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