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「食べ物の偏りには注意し、無理なく栄養バランスを整えて」と話す今村貞美さん=加古川市、氷丘南小学校
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「食べ物の偏りには注意し、無理なく栄養バランスを整えて」と話す今村貞美さん=加古川市、氷丘南小学校

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の休校で、子どもの昼食を毎日家庭で用意することになり、栄養バランスに悩む保護者も多いのではないか。氷丘南小学校(兵庫県加古川市加古川町溝之口)の栄養教諭、今村貞美さんは「野菜を意識して多めに取ってほしい」と呼び掛ける。

 「春休みを含めると、休み期間は長い。栄養バランスは1食単位で細かく考え過ぎず、1日、1週間単位で無理なく整えて」と今村さん。バランスの良い食事のため、まず「三色食品群」をそろえるよう勧める。三色は赤(肉や魚、牛乳)、黄(米やパン、油)、緑(野菜など)。特に家庭では給食に比べて野菜が不足しがちで、「多めを意識してほしい」と話す。

 「土日の昼食は麺類や丼物で、簡単に」という家庭も多いが、「野菜の小鉢を添えるなどプラスワンを心掛けて」。麺類の場合、タンパク質も不足しがちで、卵などを足すのも手だ。

 給食で毎日出る牛乳も、昼食に限らず飲んでおきたい。「カルシウムは成長期の子どもにとって大切な栄養素」。大豆や小魚、海藻からも摂取できる。

 自宅や放課後児童クラブ(学童保育)で過ごす子ども向けに、弁当を作る頻度も増えそうだ。「主食、野菜、タンパク源を3対2対1で入れるのが目安」。野菜たっぷりの焼きそば、煮物など、マンネリを避けながら、ここでも野菜多めを意識したい。「レトルトや冷凍食品も、一辺倒にならなければ上手に使いたい」

 おやつとの付き合い方も悩ましいが、砂糖、油脂、塩分の取り過ぎに気を付けて、時間や量を親子で約束するのが望ましいという。

 子どもだけで昼食を取る場合、安全のため、電子レンジやポットの使い方を事前にしっかり確認しておきたい。「親子で時間があるときは、料理や準備を一緒にする機会に。休校も食育のチャンスだと考えてほしい」(広岡磨璃)

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