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シンポジウムでは家族や看護師らが思いを語った=高砂市文化保健センター
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シンポジウムでは家族や看護師らが思いを語った=高砂市文化保健センター

 認知症の人の医療や介護について考える講演会とシンポジウムが22日、高砂市文化保健センター(兵庫県高砂市高砂町朝日町1)で開かれた。講演した前兵庫県認知症対策室長の柿木達也さんは「年を取れば誰もが認知症になるという前提で、みんなで助け合うことが非常に大事」などと話した。

 高砂市の介護者や家族らの団体でつくる「つなぐ手と手」と、「加古川認知症の人と家族、サポーターの会」が企画。市民ら約220人が熱心に耳を傾けた。

 柿木さんは「安心して地域で暮らすための認知症の医療・介護って…」という演題で講演。高齢になれば認知症になる割合が高まると説明し、95歳以上は約8割の人が発症するデータを示した上で「早い遅いの違いはあっても、ほとんどがなる」と指摘した。

 さらに認知症予防について「なるのを遅らせる、なっても進行を緩やかにすること」と解説。運動や糖尿病など生活習慣病の改善が重要とし、「(前段階の)軽度認知障害(MCI)の時期が踏ん張りどころ」と話した。

 続いてシンポジウムがあり、東播地域の家族や看護師らが登壇した。若年性認知症の父親を支える高砂市の女性は、他の家族の声として「体に触れる看護の前に声かけをしてほしかったが、忙しそうだったので伝えるのをあきらめた」などの事例を紹介。看護師の1人は「忙しい現場では、一人の人として向き合う姿勢が欠ける時がある。そういう点を大事にする看護師を育てないといけない」と話した。(切貫滋巨)

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