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鬼追式保存会のメンバーらが準備したたいまつ=稲美町野寺
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鬼追式保存会のメンバーらが準備したたいまつ=稲美町野寺

 五穀豊穣や天下太平を願う伝統行事の鬼追式が、9、10日、兵庫県稲美町野寺の高薗寺で催される。地域住民が扮する赤鬼と青鬼が、本堂を歩きながら勇壮な舞を披露し、途中で火のついたたいまつを、何度も参拝客に投げ込む。

 同寺の鬼追式は約280年前から続き、同町の民俗文化財に指定されている。赤鬼は毘沙門天、青鬼は不動明王の化身とされ、ほら貝や太鼓の音に合わせて本堂を歩き、途中で何度もたいまつを投げる。たいまつを玄関に飾ると厄よけになるという。

 たいまつは地元の鬼追式保存会が中心になって製作。なたで薄く削った松の木と竹、稲わらを束ねた後、和紙を巻いて水引を結ぶ。長さは80センチほどで、今年は地域住民約80人が協力し、約200本作った。

 9日の「内鬼」は午後5時から。10日の「本鬼」は、午後5時の餅まきに続いて鬼が舞う。保存会の藤原睦会長(67)は「準備は大変だが、多くの人に見てもらい、いつまでも鬼追式が続けばうれしい」と話した。高薗寺TEL079・495・0027

(本田純一)

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