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多くの住民らが訪れた「わかば学園」のバザー=尾上公民館
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多くの住民らが訪れた「わかば学園」のバザー=尾上公民館

 設立から半世紀を迎えた兵庫県加古川市尾上町の障害者就労支援施設「わかば学園」が17日、近くの尾上公民館で、50周年記念のバザーを開いた。さまざまな団体などを通じて寄贈された日用品や衣類、農産物などが格安で販売され、多くの住民らが買い物や飲食を楽しんだ。同学園の利用者も店番を担当し、笑顔で交流を深めた。(切貫滋巨)

 同学園は1969年、障害者の居場所をつくろうと、元小学校教諭の久保田静子園長(94)らが開園。これまでに障害者が働く菓子工房や喫茶店のほか、共同生活するグループホームも設けた。現在は加古川や高砂などの知的障害者ら約30人が利用する。

 バザーは毎年開き、50回目。例年のように、各地から食器や洗剤、電化製品、タオルなど、学園側も総点数を把握できないほど多くの品物が寄せられた。会場のうち、新品が販売される部屋は入場制限をするほどにぎわった。飲食ブースでは、お好み焼きやカレー、利用者が作ったクッキーなどを販売。利用者の保護者らが早朝から調理した巻きずしやいなりずしも人気で、売り切れが相次いだ。

 久保田園長は「皆さんの協力でこんなに盛り上がる催しになった。かつての利用者ら懐かしい顔に出会える機会になっている」と感謝。バザーの収益は、住民らとの交流の場となる「地域交流センター」の新設費用などに活用するという。

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