兵庫県加古川市米田町の加古川河川敷で9日、加古川ツーデーマーチの協力事業として「第19回加古川凧あげまつり」(神戸新聞社など後援)が開かれた。
「加古川凧の会」が毎年開催。参加者にはビニール製のたこが配られ、子どもたちは元気いっぱいに河川敷を駆け回った。
同会ではこの日に向け、加古川城主だった武将の糟谷武則をテーマにした巨大なたこ(縦約2・7メートル、横約1・8メートル)を製作。大人5人が走りながら、揚げ糸を引っ張ると、たこは大空へ。見守った人から拍手と歓声が上がった。
加古川小3年の男児(9)は「少し風が弱かったけれど、ちゃんとたこを揚げられたよ」と喜んでいた。(小森有喜)
