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モミジやクルミの苗を植える参加者たち=丹波市市島町北岡本
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モミジやクルミの苗を植える参加者たち=丹波市市島町北岡本

 2014年の丹波豪雨で被害を受けた、兵庫県丹波市市島町北岡本の森林でこのほど、地元自治会による植樹祭があった。「災害に強い森づくり」「楽しめる山づくり」を目指し、約80人の参加者は、根付きが良いといわれるモミジと、実の収穫が楽しめるクルミの苗計約400本を植えた。

 北岡本地区の約70ヘクタールの山林は、丹波豪雨で土砂や倒木が流出。被害を受けた山には、所有者の高齢化などで維持管理が難しくなっていた土地も多かった。

 北岡本自治会では、住民が自主的に、関心を持って森林を管理できるあり方を模索。地区外住民らの協力も得ながら、市の「木の駅プロジェクト」を活用した間伐材の出荷、アウトドア講習会の開催など、さまざまな手を打ってきた。17年には、ユズやサクランボ、モミジなど約200本を植える植樹祭を開き、植えた地を「北岡本フォレストパーク」と名付けた。

 今回の植樹祭では、山の所有者に許可をもらい、約25ヘクタールの森林の斜面に、高さ約1メートルの苗を植えた。地区内外から集まった参加者たちは、東西に分かれて山を登り、シャベルで土を約20~30センチ掘って、苗の根元に優しく土をかけた。作業後は、地元女性でつくる「北岡本30年の森づくり女子隊」が、イノシシの肉入りカレーなどを振る舞い、参加者をねぎらった。

 2年前も参加したという、同市の女性は、今年は夫(62)と訪れた。「山がきれいになっていて驚いた。急斜面で大変だったが、参加できてよかった」と話した。

 同自治会の黒田拓治自治会長(72)は「大勢の人に手伝ってもらい、地域の山を守ってもらっている。仲良く、楽しく植樹ができてよかった」と笑顔だった。(真鍋 愛)

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