丹波

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荻野(赤井)直正(左)の半生を描いた能「直正」=春日文化ホール
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荻野(赤井)直正(左)の半生を描いた能「直正」=春日文化ホール
オリジナル狂言「ちーたんと丹波竜」を披露する子どもたち=春日文化ホール
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オリジナル狂言「ちーたんと丹波竜」を披露する子どもたち=春日文化ホール

 兵庫県丹波市を拠点とする能楽グループ「新丹波猿楽座」が29日夜、同市春日町黒井の春日文化ホールで特別公演を行った。子どもらが丹波竜が題材の狂言を堂々と演じ、能楽師たちは黒井城主・荻野(赤井)直正の半生を描いた新作能などを披露。幽玄な雰囲気が広がる中、観客たちは日本の伝統芸能を堪能した。

 新丹波猿楽座は、能楽のルーツの一つである「丹波猿楽」発祥の地の丹波地域で、能楽の魅力を伝えようと今年1月に丹波能楽振興会が立ち上げた。能楽師が指導に当たり、中学生以下の約15人が通っている。

 公演は、能楽の代表的な祝言曲「高砂 八段之舞」で開幕し、続いてオリジナル狂言「ちーたんと丹波竜」では丹波竜に扮した“子ども能楽師”が続々と舞台に登場。あどけない掛け声を上げながら息の合った笛や小鼓を響かせ、稽古を重ねた謡を披露すると、会場からは歓声が送られた。

 総監督を務める大倉流小鼓方の上田敦史さんが手掛けた新作能「直正」では、能楽師が刀と扇子を手に床を踏みならし、丹波の赤鬼として名高い戦国武将の勇ましさを表現した。

 夫婦で訪れた、丹波市の男性(64)は「丹波で迫力ある能楽を見ることができていい経験になった」と笑顔。子ども丹波竜を演じた味間小3年の男児は「緊張したけど大きな声が出せた」と満足げだった。上田さんは「(猿楽座の)第1歩を皆さんと分かち合えてよかった」と手応えを語り、「来年か再来年には、第2回公演を開きたい」と意気込んでいた。(綱嶋葉名)

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