丹波

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かやぶき屋根のふき替え作業が進む、慧日寺庫裏=慧日寺
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かやぶき屋根のふき替え作業が進む、慧日寺庫裏=慧日寺

 兵庫県丹波市山南町太田の国登録有形文化財(建造物)「慧日寺庫裏」で、北面のかやぶき屋根がふき替えられている。丹波地域唯一のかやぶき職人、後藤榮勝さん(80)=丹波篠山市=らが、高さ12メートル、長さ25メートルの屋根に連日上り、11月末の完成を目指している。

 屋根は、おおむね15年に1度ふき替えるという。職人のほか、約80ある同寺の檀家が、交代で作業に当たる。今年は初めてボランティアも募り、10月末までに茨城県や岡山県などからのべ16人が参加した。

 カヤは、大阪府能勢町の農家から買い取った新しいものに、屋根からめくった古いカヤを混ぜて束を作り、強度を出す。竹でカヤの束をはさみながら、屋根の下部から上部へふいていく。

 野垣克已総代代表(69)=丹波市=は「ボランティアの方々の活躍に、大変助けられた。昔の方々が守り続けてきた建物を、後世にも伝えていきたい」と話した。後藤さんは「こんなに大きい屋根を替えさせてもらい、職人冥利に尽きる。精いっぱい作業に当たりたい」と笑顔だった。(真鍋 愛)

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