丹波

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寄付された銅ぶきの社=浄丸神社
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寄付された銅ぶきの社=浄丸神社
銅製の屋根が盗まれた社=浄丸神社
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銅製の屋根が盗まれた社=浄丸神社
滝の上に建つ浄丸神社本殿=浄丸神社
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滝の上に建つ浄丸神社本殿=浄丸神社

 昨年5月、屋根にふかれた銅板が窃盗被害にあった、浄丸神社(兵庫県丹波市青垣町稲土)の社3社を、神戸市北区の小西秀勝さんが自費で新調し、地元の稲土自治会に寄付した。施工会社に「再建には580万円かかる」と告げられ、途方に暮れていた住民たちは「感謝しかない」と感激。19日には小西さんを同神社に招き、感謝状を授与する記念式典を開く。

 被害にあった社は「小宮」と呼ばれ、約110~120年前に建てられたものという。本殿のさい銭箱を縁取っていた銅板も盗まれ、同自治会は昨年6月、丹波署に被害届を出した。

 同神社を世話する明号地区は、12世帯の小さな集落。同地区住民が所属する稲土自治会の加入世帯も80ほどしかなく、自治会費や住民の負担だけでは、修繕費用を捻出できなかった。

 頭を抱える住民らに昨年8月、かねて信仰していた同神社の被害を知った小西さんが、同市観光協会を通じて、支援の意思を伝えた。同自治会の足立敏幸会長(63)は「地元住民でもない方が、なぜ」と戸惑いながらも、申し出を受けることに。京都府の宮大工に施工を依頼し、今年9月に新しい小宮が完成した。

 足立さんは「『こんな奇特な方がこの世におるんや』と驚いた。我々だけでは解決できなかったので、本当にありがたい話」と小西さんへの感謝を語った。

 同自治会では現在、神社周辺を含め、明号地区内に防犯カメラを設置する準備を進めている。(真鍋 愛)

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