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「ネット社会とメディア・リテラシー」と題して講演した神戸新聞社の冨居雅人・販売局次長兼NIX推進部長=豊岡市若松町
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「ネット社会とメディア・リテラシー」と題して講演した神戸新聞社の冨居雅人・販売局次長兼NIX推進部長=豊岡市若松町

 神戸新聞但馬懇話会のメディアセミナーが29日、兵庫県豊岡市若松町のアールベルアンジェ豊岡で開かれ、神戸新聞社の冨居雅人販売局次長兼NIX推進部長が「ネット社会とメディア・リテラシー」と題して講演した。要旨は次の通り。

 経済協力開発機構(OECD)の2018年学習到達度調査で、日本の高校1年の読解力が前回の8位から15位と急落した。情報の真偽を見極める力、根拠を示して考えを述べる力などの正答率が特に低かった。

 新年度から学習指導要領が改定される。「ものを考える力をつける」「社会とのつながりを意識する」などが柱で、先の調査はその必要性を裏付けた。

 インターネット社会で、情報を精査し活用できる力「メディア・リテラシー」の必要性が高まっている。若い世代の情報収集は、ほとんどがスマートフォンから。関心のあることだけに接する“情報の偏食”を起こしがちだ。知識の引き出しをバランスよく満たすには、情報の発信元を確認し、複数の視点に接し、関心のない情報も意識しなければならない。そうして初めて、自分の立ち位置や意見がしっかりと持てる。

 NIX推進部は、企業や学校などで、メディア・リテラシー力向上のお手伝いをしている。新聞はプロが提供する“情報のバランス栄養食”。人口減少時代に若者の社会的責任が重くなる中、年配世代も一緒にメディア・リテラシーへの関心を高めてほしい。

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