総合 総合 sougou

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県は28日、神戸、但馬、丹波、淡路の40水系86河川について、「千年に1度」クラスの大雨がもたらす浸水想定を発表した。従来の想定では浸水しないとされていた4水系で浸水が発生し、他の水系でも浸水面積は最大約143倍、浸水の深さは最大約7・1倍となった。県は2018年6月以降、管理する河川の想定を発表してきており、今回分で全680河川の公表を終えた。

 「千年に1度」クラスの大雨は、1年の間に発生する確率が千分の1という想定。従来の想定は「30~100年に1度の大雨」だが、15年の水防法改正を受けて、県が新たに作成してきた。4度目の今回は神戸、但馬、丹波、淡路の6市2町を流れる河川が対象となった。

 降雨量を従来比の約1・6~3・2倍で算出した結果、最も浸水面積が広いのは岸田川水系(新温泉町)の8・9平方キロメートル、浸水の深さでは矢田川水系の10・8メートル(香美町村岡区長瀬)が最大となった。浸水の継続時間では竹野川水系の豊岡市竹野町下塚が70時間で最長だった。

 従来はほぼ浸水しない想定だった神戸市の塩屋谷川水系は、浸水面積が約143倍に拡大した。浸水の深さも同市垂水区塩屋町で約7・1倍の5・7メートルとなった。

 県総合治水課は「従来と比べ、広範囲かつ大規模な浸水被害が出る結果となった。最悪の事態に備え、身近にある洪水リスクを再点検し、避難場所や経路を複数検討するなどしてほしい」としている。

 県は8月までに、CGハザードマップに新しい想定のものを加える。県のホームページから見られ、川の氾濫などにより家屋が倒壊する危険性が高い区域なども確認できる。合わせて浸水想定図の内容を解説する「確認ガイド」を各市町へ提供し、ハザードマップの作成に役立ててもらう。(竹本拓也)

総合の最新
もっと見る

天気(7月3日)

  • 26℃
  • ---℃
  • 90%

  • 26℃
  • ---℃
  • 90%

  • 26℃
  • ---℃
  • 90%

  • 26℃
  • ---℃
  • 90%

お知らせ