西播

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少しずつ人通りが戻り始めたみゆき通り商店街。休業要請の緩和を受け、再開する店舗が増えそうだ=15日午後、姫路市内(撮影・小林良多)
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少しずつ人通りが戻り始めたみゆき通り商店街。休業要請の緩和を受け、再開する店舗が増えそうだ=15日午後、姫路市内(撮影・小林良多)

 新型コロナウイルスの特別措置法に基づく休業要請について、兵庫県は15日、部分的に解除することを決めた。百貨店は再開に向けて動きだし、飲食店の営業も午後10時まで延長。学校では登校日が設けられる一方、文化施設では中播磨と西播磨で再開時期が分かれた。関係者らは「少しずつでも日常が戻れば」と期待する。(まとめ・平松正子)

 播磨の県立学校では週1日(25日以降は2日)の登校が可能になり、市町立の小中学校・園もそれにならう形に。小中学生4人の子がいる宍粟市の女性(46)は「小学1年の長男は1日しか学校に行っておらず、週1回でも登校させてやりたい」と願う。半面「感染の第2波が来たら、たちまち校内で広がりそう。収束してから安心して通わせたい」と本音を漏らした。

 未就学児と小学生2人の子がいるたつの市の女性(40)は「学校で友達に会って交流する時間を持たせたい。でも絶対に大丈夫とは言えず、安心はできない」と、やはり不安をぬぐえない。

 西播地区の県立施設は18日以降、オープンできる。佐用町西河内の県立大西はりま天文台は4月に30周年を迎えたが、今月末に予定していた記念行事は延期。伊藤洋一センター長は「6月には部分日食もあるので、なるべく早く、できることから再開したい」と喜ぶ。夜空の観望ができる宿泊は、20日までの予約をすでにキャンセルしており、再開はそれ以降に。「夜間の利用も含め、大学と共に慎重に判断したい」とした。

 一方、姫路市など中播磨地区の施設は、5月末まで休業が続く。同市本町の県立歴史博物館は4月25日に開幕予定だった特別展「驚異と怪異」を開けず、会期変更も含めて検討中。松本佳崇総務課長は「疫病退散にご利益があると話題のアマビエの図も公開予定。県をまたぐ往来を招く可能性もあり、予約制にするなど、開館後も人数を絞る対策を考えねば」と話す。

 飲食店では営業や酒類の提供時間が各2時間延長される。同市駅前町の立ち飲み居酒屋「神楽」は、先月7日から1カ月休業し、今月8日から時短で営業を再開。16日からは本来の閉店時間の午後10時まで開店できることに。店主の吉川秩歳(ちとせ)さんは「自粛ムードが続く中で開くのも不安。もっと補助が要るわよ」とこぼしつつも、「要請緩和で他の店も開き始めたら、街のにぎわいが戻るかな」と笑みをこぼした。

 地下食料品売り場のみの営業だった姫路市南町の山陽百貨店も、他フロアの再開を検討している。

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