西播

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自然に生えたキウイからできた「ど根性キウイジャム」=佐用町西新宿
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自然に生えたキウイからできた「ど根性キウイジャム」=佐用町西新宿
山小屋を覆い隠すほどに育ったキウイのつる(三枝正雄さん提供)
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山小屋を覆い隠すほどに育ったキウイのつる(三枝正雄さん提供)

 兵庫県佐用町西新宿にある「おじいちゃんとおばあちゃんの花しょうぶ園」の近くで、自然発芽したキウイのつるに昨年、大量の実がなった。同園を管理する三枝正雄さん(75)はあまりのたくましさに驚き「ど根性キウイ」と命名。ジャムに加工して販売を始めた。

 三枝さんがその苗を見つけたのは10年ほど前にさかのぼる。場所は同園にほど近い山小屋の隣。植えた覚えはない。そのまま放置していると、見る見るうちに成長し、やがて小屋を覆い隠すほどにつるが伸びた。

 苗の正体がキウイだと分かり、三枝さんは「けし粒みたいに小さな種がここまで育つのか」と感動。刈り取りはせず、引き続き見守ることにした。

 すると4、5年前から徐々に実がつき始め、昨年秋にはついに初収穫を迎えた。大きさは直径1センチ程度のものから、ゴルフボール大までさまざま。合わせると計50キロもあり、今回「ど根性キウイ」のジャムとして販売することに決めた。

 町内の加工グループに依頼し、ジャム39瓶が出来上がった。担当者は「無添加で無着色。野生のキウイらしい、たくましい味がします」。150グラム入りで、地域特産のブランド「佐用風土」として500円で販売する。毎週日曜に同園で開催の「日曜カフェ花」(午前9時~午後3時)で購入できる。

 今後は、イタドリやクワの実なども収穫予定といい、三枝さんは「変わり種ジャムのシリーズとして販売していきたい」と意気込んでいる。(勝浦美香)

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