西播

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「一緒に歌い継ごう」と呼び掛ける播州段文音頭の保存会メンバーら=西播磨文化会館
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「一緒に歌い継ごう」と呼び掛ける播州段文音頭の保存会メンバーら=西播磨文化会館

 兵庫県の西播磨や姫路で歌い継がれてきた「播州段文音頭」を学ぶ教室が20日、同県たつの市新宮町宮内の西播磨文化会館で始まる。かつては誰もが歌えるほど親しまれていたが、近年、高齢化で歌い手が減り、複数の保存会などが初めて企画した。今夏に「盆踊りデビュー」できるよう「夏に間に合わせる」と掲げ、熟練者が歌と太鼓を伝授する。

 播州段文音頭は約750年前、一遍上人が広めた「念仏踊り」に歌を取り入れたのが始まりとされる。浄瑠璃や歌舞伎の文句を歌詞にし、主に七五調の節回しが特徴。盆踊りなどを通じて地域で歌い継ぎ、保存団体が集まって披露し合う大会も30年以上前から続く。

 一方で近年、盆踊り大会を開かない地域が増え、同音頭を受け継ぐ人々も高齢化。継承への危機感から保存会メンバーが提案し、教室を開くことになった。

 指導を担うたつの市の保存会代表上田忠男さん(79)は「昔は1杯飲んで皆で歌おか、となれば決まって口ずさむほど誰でも知っている歌やった」と述懐。「途絶えないよう若い人や子どもに習いに来てほしい」と呼び掛けている。

 教室は1月20日~7月20日の隔週月曜日、午後4~5時で、誰でも参加可。無料。上田さんらベテランが歌と太鼓を教える。

 申し込みは西播磨文化会館TEL0791・75・3663

(宮本万里子)

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