西播

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都湯の宮崎一一さん(中央)と談笑する松本美津夫さん(左)ら銭湯客=都湯
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都湯の宮崎一一さん(中央)と談笑する松本美津夫さん(左)ら銭湯客=都湯

 年内廃業を検討していた兵庫県相生市の老舗銭湯「都湯(みやこゆ)」(相生3)が、来年も営業を続けることになった。5代目主人宮崎一一(かずいち)さん(72)は大病を患い、経営悪化もあって店をたたむつもりだったが、8月24日付の本紙広域播磨面「相生新聞」で窮状を知った客が会員制交流サイト(SNS)を駆使してPR。市外からの客が増えたという。(伊藤大介)

  寒いですね。一週間のリセットに、大きな湯船でポカポカ、はいかがでしょうか

 10月末から「都湯@相生市」というアカウントがツイッターでつぶやく。湯煙漂う写真を添え、創業101年の銭湯へいざなう。同県姫路市から月数回通う女性客が始めた。「記事を読んでできることはないかと思った」。近くに住む常連客の松本美津夫さん(67)もフェイスブックで店の経営状況を訴え、東京からの来客を呼び込んだ。

 都湯は1918(大正7)年に開業。造船労働者らでにぎわったが、不況や風呂の普及が響き、1日の客数は十数人に。宮崎さんは2018年12月に食道がんと胃がんの手術を受けた。体力も落ち、「潮時かもしれない」と廃業を考えていたところに思わぬ応援団が登場した。

 宮崎さんは「勇気が湧いてきた。できるところまで続けたい」と意気込む。

     ◇

 来年1月2日は初湯として午前8時から11時まで店を開き、豚汁を振る舞う。

 午後4時半~8時。月、木曜休み。都湯TEL0791・22・6108

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