西播

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「ゴッドリバーズ」の表紙。前列左から砥峰さくら、神河ちはる、千ケ峰ほたる。奥のイノシシが怪物の親玉(古瀬さん提供)
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「ゴッドリバーズ」の表紙。前列左から砥峰さくら、神河ちはる、千ケ峰ほたる。奥のイノシシが怪物の親玉(古瀬さん提供)
ユズで怪物を退治する場面(古瀬さん提供)
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ユズで怪物を退治する場面(古瀬さん提供)

 市川の支流、越知川の名水を飲んで凶暴化するイノシシと、特産のユズを武器に迎え撃つ少女-。講談社の漫画投稿サイト「デイズネオ」に、兵庫県神河町を舞台にした作品が公開されている。ススキの名所にちなんだ「砥峰さくら」など、地名を冠したキャラクターが登場。同県宝塚市に住む原作者は「父の故郷で、自分も幼少期に遊んだ思い出のまち。若い世代が読む漫画に描いてみたかった」と話す。(井上太郎)

 タイトルは「神河」を英訳した「ゴッドリバーズ」。ライトノベル作家の古瀬舞さん=ペンネーム=が物語を執筆する。テレビ番組で見た砥峰高原の風景を家族と懐かしむうちに、作品化を思い立ったという。

 主人公の「神河ちはる」はちくわ屋の娘で、クラリネットの代わりにちくわを吹いて練習。肺活量が人並み外れ、ちくわを使ってユズを弾丸のように吹き出す特技を得る。

 村人から怪物退治を託されたちはるは、神戸出身らしい砥峰さくらや、「千ケ峰ほたる」と名乗る野生児を仲間に、イノシシの親玉と相対する-というバトルファンタジー。実在する名水の取水場と砥峰高原で決闘を繰り広げる。

 キャラクターデザインや構図などを決める「ネーム」、線画などはインターネットを介して外注。写植も同様に、障害者の就労支援事業所が担っている。

 2018年に開設されたデイズネオは、「モーニング」「週刊少年マガジン」など21誌250人の編集者が投稿作品をチェックする仕組みで、誌上連載に至った例もある。

 ゴッドリバーズは昨年12月の公開直後、一時は週間人気ランキングで1位になった。古瀬さんは今後、敵役を宇宙人などに変えて続編制作を検討中。「物語は一本道だが、『男はつらいよ』の葛飾柴又のように、その土地に深く入り込める作品にしたい」とする。作品は同サイトで無料で読める。

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