三田

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(後列左から)落合秀市投手、梶木翔馬外野手、渡辺優瑠外野手、蔡鉦宇内野手(前列左から)清水健介投手、木本泰聖捕手、橋本大祐監督、二瓶洋輔外野手、オカダ・ギャビン・貴幸外野手=さんだ市民センター
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(後列左から)落合秀市投手、梶木翔馬外野手、渡辺優瑠外野手、蔡鉦宇内野手(前列左から)清水健介投手、木本泰聖捕手、橋本大祐監督、二瓶洋輔外野手、オカダ・ギャビン・貴幸外野手=さんだ市民センター
記者の質問に答える落合投手=さんだ市民センター
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記者の質問に答える落合投手=さんだ市民センター

 兵庫県三田市を拠点とする野球の関西独立リーグ球団「兵庫ブルーサンダーズ」(ブルサン)が日本野球機構入りを目指す新たな選手8人の受け入れを決定し、今季第2陣の入団会見を4日、同市三田町のさんだ市民センターで開いた。「紀州の豪腕」と呼ばれ、昨年11月の第1陣会見で姿を見せなかった和歌山東高校3年の落合秀市投手(18)らが抱負を語った。

 この日は、昨春に発足した女子チームに元プロ選手ら計5人が加入し、15人体制を目指していくことも発表。関西硬式野球「ラッキーリーグ」に加盟申請中で、選手は今後、人気洋菓子店「パティシエ・エス・コヤマ」(ゆりのき台5)で働きながら野球に取り組むという。(山脇未菜美)

■「ブルサンで大人になりたい」“紀州の剛腕”落合投手(和歌山東高)

 「紀州の豪腕」と呼ばれた和歌山東高校3年の落合秀市投手(18)が、三田市が拠点の関西独立リーグ球団「兵庫ブルーサンダーズ」(ブルサン)への入団を決めた。内定を得ながらも昨年11月の入団会見に姿を見せず、去就が注目されていた。4日、同市三田町のさんだ市民センターであった今季第2陣の入団選手会見に臨み、これまでの経緯や、プロ野球を目指す決意を語った。

 自分の実力でどこまでやれるんかを試してみたいのもあるっす-。2月1日、三田市内にあるブルサン事務所。「超高校級」と評された和歌山東高3年の落合投手は両親、兄と共に現れ、神戸新聞社の取材に語ってくれた。

 「お金も稼ぎたいやないっすか」。素直な言葉に、父の秀貴さん(58)が「モチベーションにするんはええけど、言うたらあかん。夢は持ったらええ」と突っ込みを入れ、場が笑いに包まれる。兄は弟を心配して同行したといい、家族や周りの温かさが伝わってきた。

 最速148キロで多彩な変化球があり、制球力にも優れている。昨年のプロ野球ドラフト会議で指命濃厚と言われたが、名前は呼ばれなかった。兄によると「ショックやったみたい」。直後に兄へ電話して「俺、野球やった方がいい?」と相談するなど、長らく葛藤していたという。

 米大リーグのチームにも誘われたが、選んだのはブルサンだった。4日の会見では、昨年11月の会見に現れなかった理由を聞かれて「決めきっていなかった」と語り、友だちや高校の監督らに背中を押されて心を決めたと話した。大リーグ行きには「イモりました(びびりました)」と笑いを誘い、「(ブルサンでは)考えが幼いので大人になりたい」と誓った。

 会見後は同じ新入団選手と談笑し「結構フレンドリーなんっす」と照れくさそうに笑った。帰り際にもう一度、野球を続ける理由を聞いた。「何やかんや、今まで続いてるってことは好きなんじゃないっすかね」

【新加入の7人紹介】

▼切れのある直球が武器! 清水健介(しみず・けんすけ)投手(24)=福岡県・小倉商業高校出身

▼打撃で得意の長打を放つ 木本泰聖(きもと・たいせい)捕手(18)=福岡県・沖学園高校出身

▼U-23は台湾代表で活躍 蔡鉦宇(さい・せいう) 内野手(24)=台湾出身

▼強肩生かした送球が自慢 梶木翔馬(かじき・しょうま)外野手(18)=奈良県・御所実業高校出身

▼打撃で打球の速さが売り 渡辺優瑠(わたなべ・すぐる)外野手(21)=大分県・柳ケ浦高校出身

▼100メートル走10秒47の俊足 二瓶洋輔(にへい・ようすけ)外野手(19)=静岡県・東海大静岡翔洋高校出身

▼スイングスピードが速い オカダ・ギャビン・貴幸(たかゆき)外野手(27)=ハワイ出身

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