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仕事の合間を縫ってマスク製作に取り組む職員=吉川病院
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仕事の合間を縫ってマスク製作に取り組む職員=吉川病院

 兵庫県三木市吉川町稲田の吉川病院で、職員が一丸となって夏用の布マスクを製作している。地域住民に配るため仕事の合間を縫って作業。垣内治専務理事本部長(74)は「新型コロナウイルス感染症の最前線で働く医療従事者のことを考えるとおこがましいが、私たちにできることで貢献したい」と話す。

 感染症の拡大を受け、同病院では3月1日から入院患者への面会を中止。4月20日から5月6日までは、高齢者向けの通所サービスも休止した。

 通所サービスの利用者と職員、入院患者と家族が顔を合わせられない中、職員が「せめて心をつなげられる方法を」と模索。マスクが入手困難な状況が深刻化する中、手作りマスクを郵送などで届けることにした。

 早速職員が自宅のミシンを持ち寄って製作を始めた。まずは量販店などで生地やゴムひもを調達。裁断するグループやまち針を打つ班、ミシンで縫う役などに分かれて作業を進めた。生地も入手が難しくなった時期は、布団を買ってほどいて代用した。

 生地の厚い冬用は、1カ月間未満で約2千枚を作った。今月中旬からは、夏でも快適に着用できるようにと肌に接する面を夏布団用の涼感生地に変えた。着用を嫌がる子どもの姿を見て、一回り小さいサイズも作った。

 今秋をめどに1万枚を完成させる目標で、配布用と備蓄用に分けて活用するという。垣内専務理事本部長は「ささいなことだが、地域の人に喜んでもらえてよかった」と話していた。(大橋凜太郎)

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