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全国総文に書を出品する岩波楓華さん=吉川高校
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全国総文に書を出品する岩波楓華さん=吉川高校

 今夏に高知県で開かれる全国高校総合文化祭(全国総文)に、吉川高校(兵庫県三木市吉川町渡瀬)書道部長の3年岩波楓華さん(17)が作品を出展する。古典「香紙切」の書風を踏襲しつつ、自然の美しさなどを詠んだ「山家集」の和歌を仮名創作で表現。コロナ禍で活動が制限されたが「きれいな線と迫力を出せて満足。全力で作品に打ち込めた」と話す。(大橋凜太郎)

 高校入学後、仮名の繊細な美しさに魅了された岩波さん。1年生で全日本高校書道コンクールの部門最優秀となる大賞を受けるなど早くから頭角を現した。昨年は全国総文を目標に香紙切の臨書に挑戦。11月の県総文では出品された100校406点のうち、上位10点に与えられる「全国総文推薦賞」に輝いた。

 さらに作品を昇華させるため、自分なりのアレンジを加える「仮名創作」に挑んだが、新型コロナウイルス感染症の拡大が障壁になった。学校が休校になった上、部活動は禁止となり、対面指導も不可能に。顧問の大平沙依教諭(32)から無料通信アプリLINE(ライン)を通して指導を受けた。

 「1人で書くことに慣れず、精神的につらかった」というが、慣れない環境でも黙々と練習を続けた。墨だまりを作って細い線との差を強調し、筆運びに緩急をつけるなど、大平教諭の助言を吸収。5月上旬に清書を終え、大きさの異なる料紙20枚を並べて全長約1・8メートルの大作に仕上げた。

 岩波さんは「今よりもうまくなろうという気持ちで書いてきた。これからも、完璧と言える作品を出せるように努力したい」と次の目標に目を向ける。

 今年の全国総文は感染症の影響で開催内容が変わり、インターネット上での作品公開となる。

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