三木

時計2020/3/23 05:30神戸新聞NEXT

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雪のような穂綿を付けるヒメガマ=三木山森林公園
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雪のような穂綿を付けるヒメガマ=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■水辺を彩る“雪化粧”

 冬の三木山森林公園で、降雪の予報もないのに雪景色? よく見ると、綿毛のようなものが水辺を真っ白に染めていた。この奇妙な光景を生み出したのは、ガマ科の多年草「ヒメガマ」だ。秋が深まるとソーセージの様な穂を付け、冬に“爆発”。広範囲に子孫を残そうと、種が付いた穂綿を飛ばすという。

 樹木医梅木伸一郎さん(67)によると、日本神話「因幡の白兎」で皮をはがれたウサギが寝転がったのが、ガマ科の植物と考えられるという。梅木さんは毎年この風景を見ると昔話を思い出すとか。

 一方、穂綿を見て眉をひそめる人も。今年は「イヌのブラッシングをした人がいる」と怒りの声が寄せられたそうだ。どうぞご安心を。冬の風物詩です。(大橋凜太郎)

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