三木

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救助方法を実演する高雄市政府消防局の職員=三木ホースランドパーク
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救助方法を実演する高雄市政府消防局の職員=三木ホースランドパーク

 日本と台湾の消防職員が救助技術の向上を図る交流会が20日、兵庫県三木市別所町高木の三木ホースランドパークであった。アジアで先進技術を誇る台湾から、高雄市政府消防局職員4人が訪れて指導し、全国の消防職員約100人が学んだ。

 稲美町のロープレスキュー(救助)講師、大西隆介さん(32)の呼び掛けで、2016年から毎年、消防職員の有志10人前後が台湾を視察。相互交流を図ろうと、19年2月には台湾の消防職員が静岡、愛知、宮崎、福岡-を巡った。兵庫へ訪れたのは初めて。

 来日した4人は昨年、ロープレスキューの世界大会で優勝したメンバーの一部。18、19日に三木市志染町御坂の県広域防災センターで開かれた国内大会「縄救」でも、オープン参加ながら全体の最高得点だった。

 交流会では、16年に高雄市を震源に発生した台湾南部地震で、100人以上が亡くなった高層住宅からの救助例を、写真を基に説明。発生から62時間経過後には生存者は見つからなかったという。交通事故現場で、車両から負傷者を救出する方法も示した。

 台湾で消防職員が犠牲になった15年のボウリング場、18年の工場火災にも言及。「市民とともに、仲間を救出することも大事」と強調した。教訓を基に、負傷職員を発見した後の対処や、地面から離して張った専用ロープを手繰り救助に向かう方法も実演。参加者は熱心にメモを取り、スマートフォンで撮影していた。

 高雄市政府消防局の孔垂翔さん(36)は「交流することには大変意味がある。共に進歩し、精進していきたい」と語った。参加した北はりま消防本部情報管理課の梅野有史係長(44)は「見たことのない機材や、日本と異なる救助方法など、新しい視点を得ることができた」と感心していた。(井川朋宏)

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