三木

  • 印刷
署名と審査請求書を三木市に再提出する原告の(左から)三原輝紀さん、青木芳子さん、岩崎吉男さん=市役所
拡大
署名と審査請求書を三木市に再提出する原告の(左から)三原輝紀さん、青木芳子さん、岩崎吉男さん=市役所
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 2016年に兵庫県三木市民が当時の薮本吉秀市長に対し、倫理審査会開催を求めた署名約1900人分と審査請求書を、市が返却したのは違法とする神戸地裁の判決を受け、原告の市民3人が18日、市役所を訪れて書類を再提出した。17年に市長が交代しているため、市は今後の対応を慎重に協議する。

 15年11月に薮本氏ら市幹部が慰労会で、市が工事を発注する建設業者らと飲食した問題が発端。原告の青木芳子さん(71)=三木市=ら有志は16年7~11月、条例で定める有権者の50分の1以上に当たる市民約1900人の署名を集めた。同月に署名を添えた審査請求書を提出。しかし、市は前市長が条例違反を認めて減給処分にしたことを理由に原告に返却した。

 「精神的苦痛を受けた」などとして市民4人が神戸地裁に起こした訴訟では10月8日、市に慰謝料など計40万円の支払いが命じられた。市は控訴しなかった。

 この日、書類を受け取った市職員は、3人に「返却したことを反省している。真摯に対応させていただく」と話した。

 担当弁護士らによると、あまり例のない訴訟だったという。原告の三原輝紀さん(43)=同市=は「提出できて責任が果たせた。首長は謙虚に周りの意見を聞くべきだ。判決は当然の結果で、他地域で同様の事態が起きれば、行政へのけん制になるのでは」と語った。(井川朋宏)

三木の最新
もっと見る

天気(12月16日)

  • 14℃
  • 5℃
  • 10%

  • 14℃
  • 0℃
  • 0%

  • 15℃
  • 4℃
  • 10%

  • 14℃
  • 3℃
  • 10%

お知らせ