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日展の特選を受けた石田満美さん=東京都、国立新美術館(石田さん提供)
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日展の特選を受けた石田満美さん=東京都、国立新美術館(石田さん提供)

 皮革工芸家の石田満美さん(70)=兵庫県三木市=が、1日から国立新美術館(東京)で開かれている日展の工芸美術部門に出品し、特選に輝いた。2回目の挑戦で快挙を成し遂げ、「入選するかどうかと思っていた。全く夢のよう」と驚きを隠せずにいる。(大橋凜太郎)

 高校卒業後に革を使った手工芸に取り組み、徐々に芸術作品に力を入れるように。特定の作家に師事せず、展示会で得た批評を次の作品に生かすなど、独学で研さんを積む。25年ほど前からは美術団体「光風会」(東京)に所属し、公募展に数多く出品してきた。

 これまで会派が異なる日展へは出品できなかったが、光風会の方針が変わったことにより可能になった。「自分の会じゃないところで実力を試したい」と昨年の「改組新第5回日展」に個人で出品。初挑戦で入選を果たした。

 今年の題材に選んだのは、昨年と同じく慈眼寺(三木市久留美)近くの山から望んだ初日の出だった。夜が明けていく様子に新年の喜びと期待を重ね、令和初の作品だったことから「夜明け讃歌R-1」と命名。100号の大作に仕上げ、使う色も絞って「シンプル・イズ・ベスト」という信条を体現した。

 工芸美術部門に寄せられた648点のうち、特選を受けたのはわずか10点。来年は無鑑査出品になるといい「重圧はある。今まで以上に頑張らないといけない」と決意を新たにしている。

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