三木

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院友の推挙を決めた「サンプル」(上)など明るい絵を描いた時任美佳さん=堀光美術館
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院友の推挙を決めた「サンプル」(上)など明るい絵を描いた時任美佳さん=堀光美術館
2012年の院展で入選した「夏の帽子屋」=堀光美術館
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2012年の院展で入選した「夏の帽子屋」=堀光美術館

 兵庫県三木市上の丸町、堀光美術館で1日、日本美術院院友の時任美佳さん(31)=神戸市東灘区=の日本画展「ながれる日」が始まった。主な題材は、故郷の神戸や、学生時代を過ごした広島・尾道の日常風景。最大150号で、柔らかな雰囲気の26点を出品した。29日まで(2、9、17、24日は休み)。入場無料。(井川朋宏)

 同区出身の時任さんは、明石高校美術科時代に教わった同館の横山正明館長から声を掛けられ、自身初の個展となった。

 幼少期から絵を描くのが好きで、小学校の頃はアニメ「美少女戦士セーラームーン」のキャラクターなどを描き、友人らから褒められたという。同高2年時、絵画のうち日本画を主専攻にしたのは「畳の部屋で描くことに引かれたから」だった。

 尾道市立大時代の2011年に日本美術院展覧会(院展)に初入選。瀬戸内海に通じる水路に面した民家の風景「水辺の暮らし」で、長靴や綱、はしごなどを描き漁師まち風情を表現した。尾道について「神戸と似て海と山に囲まれ、人が優しくて古い建物が多く、絵の題材があふれていた」と語る。

 17年に院展3度目の入選を遂げた作品「サンプル」はパフェやオムライス、ハンバーグといった食品サンプルがずらり。よく通る神戸・三宮の地下街飲食店の光景を基に、華やかに描き出した。子どもの後ろ姿には、その表情を見る人の想像に任せる意味を込めた。

 家族で行ったアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)の売店から着想し、多数のパンダが並ぶ大作や、傘寿(80歳)を迎える祖父を描いた高校時代の絵もある。

 現在、神戸市内の美術館に勤める時任さんは「作品を振り返ると、絵の雰囲気が年々明るくなってきたと感じる。頭を使うことなく気軽に見てもらえたら」と話した。

 午前10時~午後5時。同館TEL0794・82・9945

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