三木

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生物の体の構造についてユーモアを交えて講演した本川達雄氏=三木市立市民活動センター
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生物の体の構造についてユーモアを交えて講演した本川達雄氏=三木市立市民活動センター
生物の体の構造についてユーモアを交えて講演した本川達雄氏=三木市立市民活動センター
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生物の体の構造についてユーモアを交えて講演した本川達雄氏=三木市立市民活動センター

 兵庫県三木市末広1の市民活動センターで開かれた「みき教育フェスティバル」では、東京工業大学で生物学が専門の本川達雄名誉教授(71)が「理科の言葉-生き物は円柱形を例として」と題して講演した。生物の体の構造について、バルーンアートや自作の歌も披露して解説し、訪れた教員らを生物の世界へ引き込んだ。

 本川氏は「ゾウの時間ネズミの時間-サイズの生物学」(中公新書)の名著で知られ、全国各地で出前授業を開いている。

 冒頭、細長い円柱型の風船を折り曲げてイヌの形を作ってみせた。生き物の体には円柱形が多いといい、その理由を「丸い断面で姿勢が安定し、強い形だ」と説明。平らな部分にも触れ「平たいと表面積が広くなる」とし、手のひらは物を載せ、足の裏は体を支えるといった例を挙げた。

 自ら作詞作曲した2曲を披露。「平たい手のひら役に立つ」「胴体は円柱形」などと伸びやかな美声を響かせた。本川氏に促され、教員らもリズムに合わせ拳を上げた。

 同氏はこうした生物の話を、小学校の国語の教科書にも書いている。国語に書いているのは教科書検定基準が背景にあるといい、「厳密には円柱ではないので、正解が一つの理科では書けない。だが“いい加減”な見立てをすることで、見える世界がある」と語った。最後に「科目ごとに正解のあり方が違い、どれも大事。嫌いなことも勉強することで、良い大人になる」と訴えた。(井川朋宏)

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