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「発達障害について聞きづらいことも切り込んでほしい」と朗らかに語る表恵美子さん。左は聞き手役の森田優さん=エフエムみっきぃ
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「発達障害について聞きづらいことも切り込んでほしい」と朗らかに語る表恵美子さん。左は聞き手役の森田優さん=エフエムみっきぃ

 兵庫県三木市のコミュニティーラジオ局「エフエムみっきぃ」で4月から、発達障害を主題にした番組「頑張る! 発達レインボー」が始まった。発達障害がある息子2人の母親で、パーソナリティー表恵美子さん(41)=三木市=が発案し、日々の体験談や学んだ知識を紹介する。毎週木曜午前10時(再放送は日曜午前9時半)から15分間放送する。(井川朋宏)

 昨年度から自身も出演する午後の情報番組「みきらぢサンナナ」内で隔週放送してきたコーナーを拡大。番組名の「レインボー」には「人の個性は十人十色」との意味を込めた。健常者の大学生2人を育てるパーソナリティー森田優さん(45)=同市=が聞き手を務め、時には素朴な疑問も投げ掛ける。

 表さんは、長男(9)が幼少期からあまりしゃべらず、1人で遊ぶことが多かった。5歳の頃、発達の度合いが年齢の約半分と判明。その後、療育手帳を手にした。「障害児だと受け入れることに抵抗があり、手帳がズーンと重たく感じた」と明かす。

 だが、次第に考えが変わった。「1人で子育てはできない。周囲に知らせて協力を得ることが必要」。同じ立場の母親同士で語り、講演を聞くなどして情報を集めた。次男(6)には長男より1年半早く療育を始めることができた。

 番組では過去の経験を赤裸々に明かす。家族でレストランを訪れ、長男が盛んに動いたり目立つ声を上げたりした時だった。近くにいた大人が「親は何してんやろね。ちゃんとしつけができないなんて」とささやく声を耳にしたという。普段は明るい語り口の表さんも、この場面を思い出すと涙を流した。

 「発達障害のある本人はこだわりが強く、生きづらさを抱えている。周りが抑えつけても逆効果なので、優しい目で見守ってもらいたい。同じ子を持つ親は早めに周囲に相談し、勇気を持って」と語った。

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