三木

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別所長治の辞世の句などが詠まれた歌碑祭=三木市上の丸町
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別所長治の辞世の句などが詠まれた歌碑祭=三木市上の丸町
甲冑姿の参加者が三木城跡周辺を練り歩いた武者行列=三木市本町2
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甲冑姿の参加者が三木城跡周辺を練り歩いた武者行列=三木市本町2
三木合戦を描いた劇=三木市上の丸町
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三木合戦を描いた劇=三木市上の丸町

 三木城主別所長治の遺徳をしのぶ「別所公春まつり」が5日、兵庫県三木市上の丸町の三木城跡などで開かれた。約100人が一帯を練り歩く「武者行列」のほか、ステージパフォーマンスやうどんの振る舞いなどが多彩に催された。(大橋凜太郎)

 三木城跡では長治の辞世の句などを朗詠する「歌碑祭」が厳かに営まれ、春まつりの始まりを告げた。続いて滑原町の屋台が改元を祝って周辺を巡行し、特設ステージではフルートやノコギリ音楽が奏でられた。

 歴史を題材にした演劇で地域を盛り上げる団体「乙訓戦国つつじ」は三木合戦を基にした劇を披露。合戦で亡くなった人々への敬意が込められたドラマは、登場する武将の心情も丁寧に描きながら展開された。長治が観衆と掛け声をそろえる一幕もあった。

 三木高校(三木市加佐)の生徒が主体の「三木武陣太鼓」による演奏が会場の熱気を高めると、いよいよ武者行列の一行が三木城跡を出発。長治夫妻の首塚がある雲龍寺(同市上の丸町)や旧玉置家住宅(同市本町2)に立ち寄り、再び城跡を目指した。終盤には、市民らでつくる「みき演劇セミナー」が「四百三十九年目の敵討ち」と題し、長治の家臣が羽柴秀吉を退ける寸劇を行った。

 同市国際交流協会の会員ら12人も列に加わった。もうすぐ妻が男児を出産するというベトナム出身の会社員グエン・バン・リンさん(26)も甲冑を身にまとった。この日はこどもの日ということもあり、「元気でかわいい子に育って」と同住宅でたなびくこいのぼりを見上げた。

 兵糧が尽きた別所軍がわらを食べたという言い伝えにちなみ、うどんなどをわらに見立てた「長治うどん」の振る舞いもあった。先着150食が無料とあって住民らが列をなし、30分ほどでなくなった。

 三木城跡周辺で生まれ育ったという男性(64)=三木市=は「逸話は知っていたが、うどんは初めて食べた。当時はわらでさえこんなに食べられなかったと思う」と話していた。

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