三木

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講習会で太鼓をたたく子ども=美坂社
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講習会で太鼓をたたく子ども=美坂社
祭りの魅力を伝えようと若会を立ち上げた大北一樹さん=美坂社
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祭りの魅力を伝えようと若会を立ち上げた大北一樹さん=美坂社

 兵庫県三木市別所町東這田にある美坂社の奉賛会青年部で会社員の大北一樹さん(24)らが昨年12月、祭りの伝統を次世代に伝えようと「若会」を立ち上げた。5月3、4日の春祭りを前に、4月23日夜には同社で太鼓のたたき方とはやしのうたい方を教える講習会を初めて開催。実演や体験で小中学生に魅力を伝えた。(大橋凜太郎)

 東這田地区では春祭りで屋台の巡行や獅子舞、子ども相撲の奉納を行う。小学生の祭りへの参加は地元の子ども会が促しているが、中学校に進学した後は部活動や勉強を理由に離れる生徒が多いという。

 このような現状に「10年、20年後に果たして今と同じ熱量で祭りができるのか」と危機感を覚えたのが大北さん。年の近い青年部メンバーと中高生に声を掛け、昨年末、15人で若会を結成した。

 春祭りに向けて、一体感を高めようとお守り代わりに首から提げる木札や法被を作成。開催を知らせるポスターも発行し、地元の飲食店やコンビニエンスストアなどを訪ねて掲示を頼み込んだ。

 祭りの楽しさを体感してもらおうと開いた講習会には、約60人が集まった。若会のメンバーが太鼓のたたき方や掛け声のタイミングを実演し、屋台を担ぐ際にうたうはやしの歌詞カードも配って会場で声をそろえた。デカンショ節を伝統的にうたう市内でも数少ない地区ということも伝えた。

 別所小6年の女児は「遠くまで音が響いて楽しい。中学生になっても続けたい」と話し、講習会が終わった後も太鼓をたたいていた。大北さんは「祭りの存続は、伝統を次の世代につないでいけるかどうかに掛かっている。東這田の素晴らしい文化を自分たちの代で廃れさせたくない」と力を込めた。

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