三木

巧みな話術で笑い誘う 英国人落語家が三木で講演

2019/03/21 05:30

 兵庫県三木市緑が丘町中3、緑が丘町公民館で20日、英国出身の女性落語家ダイアン吉日さん(大阪市)が「ダイアンから見た日本」と題して講演した。落語も交えた巧みな話術で、市民ら約280人の笑いを誘った。(井川朋宏)

 市人権・同和教育協議会50周年事業の一環で、同公民館と緑が丘町まちづくり協議会が主催した。

 ダイアンさんはバックパッカーとして世界を巡り、1990年に来日して日本の文化に引き込まれた。落語家の故桂枝雀さんに出会ったのを機に落語を始め、これまで30カ国で披露。茶道と華道の師範を取得し、着付け教室も開いている。

 日本では当初、たびたび年齢を聞かれることに戸惑い、電車内で居眠りをしても目的駅で起きる乗客の姿に驚いたという。来日した英国人の旅を描いた英語の創作落語も披露。落語のしぐさでは観客に参加を呼び掛け、器に注いでごくごく飲み、息を吐くまでの音や動作を教えた。

 後半は、世界61カ国を回った経験を、写真を見せながら紹介した。日本では2011年の東日本大震災後、被災者に笑顔を届けようと避難所で落語を見せたり、子どもにバルーンアートを教えたり。「しんどくても怒っていても気分が変わる笑いの大事さが分かった」という。インドで学んだ“笑いヨガ”も実演し「毎日10分笑って。ストレスが減り、表情も変わる」。観客に笑いながら両手を挙げてもらい、ウエーブを起こして拍手に包まれた。

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