三木

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両親とそろって多彩な作品を展示した赤松玲子さん=ギャラリー驟
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両親とそろって多彩な作品を展示した赤松玲子さん=ギャラリー驟
藤原文子さん
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藤原文子さん
故藤原憲市さん
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故藤原憲市さん
東日本大震災の被災地復興を願った赤松玲子さんのキルト作品=三木市与呂木、ギャラリー驟
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東日本大震災の被災地復興を願った赤松玲子さんのキルト作品=三木市与呂木、ギャラリー驟

 兵庫県三木市与呂木のギャラリー驟で、同県三田市の赤松玲子さん(65)が、実母藤原文子さん(95)、実父の故憲市さん=享年(94)=と作品展「縁」を開いている。赤松さんはレースやキルト、ステンドグラス、文子さんは和紙の貼り絵、憲市さんは書で、計約100点を出品。3人の共同出品は初めてで、異なる分野の力作で縁をつなぐ。24日まで。(井川朋宏)

 岡山市出身の赤松さんは2005年から三田市に住む。舟形の糸巻きを使って結んで形作る技法「タティングレース」のうち、繊細さが光る円形の時計が目を引く。世界的なキルトコンペの入選作は2011年の東日本大震災後に約1カ月、睡眠時間を削って制作。復興への願いを込め、津波が押し寄せた東北の地図をかたどり、周囲に張る手袋で支援の輪を示した。

 一方、手芸などで手先の器用な母の文子さんは、入所する西宮市内の高齢者施設で、和紙をちぎったり丸めたりして貼り合わせて制作。施設の壁にも飾った桜並木やサンタクロースといった温かみのある作品が並ぶ。4年前に亡くなった父の憲市さんは太平洋戦争中は陸軍曹長を務め、旧ソ連によるシベリア抑留を経て戦後は書家となった。「老更剛」は「老いてもさらに剛し」との意味があり、脳梗塞を患った晩年の作品「林」もある。

 赤松さんは「父は戦時を生き永らえた気概が作品に表れている。母は(亡くなった父も含め)3人で出品できて喜んでいた」とほほ笑んだ。

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