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「子育ては子どもの気持ちをくみ取るためのチャレンジの連続だと思う」と話すKa-Naさん=大阪市内(撮影・鈴木雅之)
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「子育ては子どもの気持ちをくみ取るためのチャレンジの連続だと思う」と話すKa-Naさん=大阪市内(撮影・鈴木雅之)
チューリップや森など、息子が学校で作った作品の数々。「毎日のように作る。私と違って生産性がすごいんです」
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チューリップや森など、息子が学校で作った作品の数々。「毎日のように作る。私と違って生産性がすごいんです」

 祖母との日々を歌ったヒット曲「トイレの神様」で知られる兵庫県川西市出身のシンガー・ソングライター、Ka-Na(植村花菜)さん(37)。3年前から米ニューヨークに拠点を移し、4歳の息子、ジャズドラマーの夫と暮らしています。育児や米国での暮らしについて聞きました。

 -2015年に出産。デビュー10周年の年だったそうですが。

 「実家の近くに住んでいたこともあって、親の助けを借りながら子育てを存分に楽しみました。ただ、曲作りは大変。自分のタイミングで集中する時間を見つけるのが難しくて、授乳しながら浮かんだ歌詞や曲を携帯電話に書き留めていました」

 「アルバムの締め切りが迫ったときには、息子と遊んでいても頭の中では『曲ができへん』と心ここにあらず。そうしたら、いつも穏やかな息子が私を拒絶するように。極端な性格の私は『息子を100パーセント見る。もう曲作るのやめる』と切り替えたんです。そうしたら、すぐにいつもの息子に戻りました。『毎日ちゃんと見ていないと相手の成長って分からないもんやな』と気付かされて。それからすぐに曲もできました。やっぱり中途半端ってよくないですね」

 -息子が2歳になる前に米国へ。決断した理由は?

 「産む前から、『ニューヨークに行ってもっと世界を知りたい』と強く思っていました。息子のことを考えたら、日本に残った方がいいのかも、とほんの一瞬思いました。でも、『この子がいるから行けなかったんだという感情を持つこと自体があかん』と決心しました」

 -米国での生活について教えてください。

 「毎日3時間の英語の勉強やライブの練習など、したいことがありすぎて。渡米後半年くらいで耳が聞こえにくくなってしまいました。やりたいことに優先順位を付けて三つに絞ったんです。『音楽活動と子育てと英語の勉強』。それ以外はやらないと決めてしまったら、不思議なほど時間に余裕ができました」

 -日々大切にしていることは。

 「理不尽な都合でいらっとしないように気を付けています。例えば、ご飯を床に落とす息子にいらっとするのは、突き詰めて考えれば『掃除するのが面倒』だから。でもそれは掃除すればいいだけの話。その都度立ち止まって、自分の許容範囲を息子に広げてもらっています。親が子どもにしてあげられることは、邪魔しないこと。選択肢を一つにせず、自分で正しいと思うものを選べるようにしてあげることだと思います。遠回りに感じるかもしれませんが、それが経験値を増やし、個性を伸ばすことにつながりますから」

【カナ】1983年川西市生まれ。2005年にメジャーデビューし、10年発表の「トイレの神様」が大ヒット。結婚、出産を経て、16年、米国に拠点を移す。18年、植村花菜からKa-Naに改名した。

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