神戸

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手焼きに挑戦する志方功一さん(手前)を見守る、久井堂の宇野定男さん=神戸市兵庫区下祇園町
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手焼きに挑戦する志方功一さん(手前)を見守る、久井堂の宇野定男さん=神戸市兵庫区下祇園町
グローブやバットなどをかたどった野球カステラ
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グローブやバットなどをかたどった野球カステラ

 隠れた神戸名物「野球カステラ」を広く知ってもらおうと、神戸の魅力発信に取り組むNPO法人が27日、神戸市兵庫区下祇園町の老舗「久井堂」から、手焼きの様子をインターネットでライブ配信した。職人の指導を受けながら手焼きに挑戦したり、野球カステラのうんちくを語ったりする約40分間の動画には、「神戸に行ったら食べたい」など130以上のコメントが寄せられた。(中島摩子)

 昨年9月設立のNPO法人「Unknown Kobe(アンノウン コウベ)」。神戸市職員の長井伸晃さん(36)を理事長に、大学講師やパン店主ら16人が参加する。これまで町歩きイベントなどを催してきたが、新型コロナウイルス感染症を受け、「トライやるDAY」と銘打ったライブ配信を企画した。

 野球道具をかたどったカステラは「単なるお菓子ではなく、神戸の歴史や日本野球史とも連動している」とトークを披露したのは、同市職員で野球カステラをこよなく愛する志方功一さん(42)。グローブ形はボタン付きの古い形状を模していることなど“研究成果”を披露した。

 続いて、店主の宇野定男さん(77)が見守る中、手焼きに挑戦。生地を焼き型に流してひっくり返すが、熱さに苦戦して焦がしてしまう失敗もあった。

 大正時代にさかのぼるという野球カステラを焼く店は、今や神戸で10店を切るという。「洋菓子に比べて見た目も地味やけど、興味を持ってほしいね」と宇野さん。長井さんは「知られざる魅力こそ神戸の文化」と発信の意義を訴えた。

 動画は当面、同法人のフェイスブックで公開。今後も、パン店などからの配信を検討しているという。

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