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不要な「アベノマスク」を募る大西雅子さん=神戸市中央区元町通6
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不要な「アベノマスク」を募る大西雅子さん=神戸市中央区元町通6

 新型コロナウイルス感染症対策として、政府が全世帯に2枚ずつ配る布マスク。神戸市内では今月13日から配達が始まったが、品不足だった不織布マスクも、徐々に出回るようになっている。「不要な人がいれば、有効に活用したい」と、市内のコミュニティーカフェや飲食店が提供を呼び掛けている。

 4月1日に安倍晋三首相が配布を表明した布マスクは、フィルター効果が薄い上、経費や時間がかかることから、「アベノマスク」とやゆされた。届いた家庭からは「小さくて使い勝手がよくない」などの声があり、既に手作りマスクなどがあり、「使わない」という人もいる。

 介護福祉士として働いた経験があり、3年前に自宅の一部でコミュニティースペース「カフェふらっと」(中央区、神戸元町6丁目商店街)を始めた大西雅子さん(71)は、新型コロナの感染拡大以降、ボランティアと布マスクを手作り。1枚400円で販売し、喜ばれてきた。

 材料のガーゼや耳に掛けるゴムひもは手芸店で購入していたが、入手しにくい状態が続く。そこで、大西さんは「使われないアベノマスクを提供してもらい、裏地などの材料に活用しては」と考えた。

 未開封のマスクのみで、飲み物券(2杯分)と交換する。大西さんは「若い人もマスク持参で遊びに来てくれるとうれしい」と期待する。

 ひとり親家庭への弁当支援を続ける居酒屋「味範家(みのりや)」(中央区下山手通2)も、千円分の食事券(ランチメニューは使用不可)と交換する同様の取り組みを始めた。集まったマスクは、必要とする団体などに寄贈する予定だという。

 いずれも郵送は不可。ふらっと(TEL078・341・0612)は随時受け付けるが、カフェは火曜午前11時~午後5時ごろ。味範家(TEL078・335・2889)は午前11時~午前0時の営業時間中に受け付け(6月まで火曜定休)。(谷川直生、坂井萌香)

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