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空襲犠牲者の冥福を祈る女性=神戸市兵庫区今出在家町4
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空襲犠牲者の冥福を祈る女性=神戸市兵庫区今出在家町4

 神戸空襲から75年となる17日、神戸市兵庫区の薬仙寺で「犠牲者合同慰霊祭」が営まれた。新型コロナウイルスの感染拡大により、今年は一般の参列を取りやめ、関係者の法要だけに。戦争体験を風化させないよう、犠牲者に追悼の祈りをささげた。

 神戸では1945年3月17日のほか、数回の大規模な空襲が発生。8千人以上が亡くなったとされる。

 慰霊祭は、市民団体「神戸空襲を記録する会」が主催し、今年で49回目。参列は世話人と一部の遺族ら約20人に限り、黙とうの後、空襲で叔母を亡くした岡村隆弘代表(60)が「私たちには戦争を伝える義務がある」とあいさつ。焼香、献花の列が続いた。

 県立第三神戸高等女学校(現御影高)2年生だった女性(88)=同市灘区=は、5月11日の空襲を経験。防空壕では爆撃の激しさに「体が持ち上げられるようだった」という。戦争一色だった少女時代を「当たり前だと思っていたが、無知だった。戦争は全てを破壊する」と振り返り、若い世代に「過去にどんな悲惨なことがあったか知ってほしい」と訴えた。

 同会は6月7日午前10時から、同市中央区の大倉山公園の慰霊碑に犠牲者約170人の名前を追加で刻む。(小谷千穂)

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