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東日本大震災被災地への募金を呼び掛ける女子学生(右から2人目)ら=神戸市中央区加納町5
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東日本大震災被災地への募金を呼び掛ける女子学生(右から2人目)ら=神戸市中央区加納町5

 東日本大震災の発生から9年となった11日、神戸市内でも被災地に心を寄せる人々の姿があり、若者たちが復興を後押しする街頭募金に臨んだ。「いつまでも忘れない」。思いは一つ。そして、これからも変わらない。

 JR三ノ宮駅前では、被災地支援に取り組む大学生らでつくるNPO法人「ワカモノヂカラプロジェクト」(事務局・姫路市)のメンバーら8人が募金活動をし、「まだまだ支援を必要としている人がいます」と協力を呼び掛けた。

 例年は宮城県内で追悼式典に出席しているが、新型コロナウイルスの感染拡大のため参加を自粛した。

 メンバーの神戸学院大2年の女子学生(20)は2013年に初めて、児童74人が犠牲になった石巻市立大川小学校(同県)などを訪ねたことをきっかけに、支援活動を始めた。

 現地では当初、残った建物の片付けなどを手伝い、復興の足取りに希望を感じた。しかしその一方、支援団体が減っていく現状を目の当たりにし、「震災が過去のこととなり、周囲の関心も薄れている」と危機感を覚えるようになった。

 今年は、宮城の学生団体と初めて交流し、今後の支援に向けて連携を図る予定だった。女子学生は「被災地の人の姿を見られないのは、悔しい」と漏らした。

 寄付金は、大川小児童の遺族らの活動に贈る予定。代表の神戸学院大2年大田明日香さん(20)は「次の災害に備えるために東日本の経験を忘れてはならない」と話していた。(谷川直生)

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