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新型コロナウイルスの特徴を解説する新潟大大学院の斎藤玲子教授
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新型コロナウイルスの特徴を解説する新潟大大学院の斎藤玲子教授

 発生から25年となった阪神・淡路大震災の教訓を発信する「ひょうご災害医療フォーラム」が22日、神戸市中央区港島中町6の神戸国際会議場で開かれた。日本災害医学会総会・学術集会の一環。同学会では、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大を受けた緊急特別講演も企画され、参加者は熱心に聞き入った。

 緊急特別講演の講師は、重症急性呼吸器症候群(SARS)や高病原性鳥インフルエンザの発生時、世界保健機関(WHO)の短期専門家として海外で活動した新潟大大学院の斎藤玲子教授(53)が務めた。

 斎藤教授は日本の現状を「誰から感染したか分からない人が増えつつあり、感染拡大期に入ったと考えられる」と説明。さらに「病院、医療関係者は非常にリスクが高い。院内感染が一定程度出ると、医療崩壊を招く恐れがある」と話した。

 2009年の新型インフルエンザ流行時には、発熱外来が“パンク”したことなどを例に挙げ、「軽症者は拡散防止のため自宅待機を」と強調。「病床は重症者のために確保することが必要」と訴えた。

 また、新型コロナウイルスの感染者1人が広げるのは2~3人で、季節性インフルエンザと同程度の感染力とする見方を示し、予防にはアルコール消毒や流水で15秒以上の手洗いが有効と解説。飛沫(ひまつ)感染についても、会話によってもつばは1メートルほど飛ぶとして、マスクをするなどの注意を呼びかけた。(中島摩子)

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