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新型コロナウイルスなどに感染した疑いのある患者を想定した兵庫県立丹波医療センターの訓練=丹波市氷上町石生(同センター提供)
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新型コロナウイルスなどに感染した疑いのある患者を想定した兵庫県立丹波医療センターの訓練=丹波市氷上町石生(同センター提供)

 新型コロナウイルスによる肺炎拡大により、兵庫県内の医療機関や高齢者施設、保育所、障害者施設などが対策を本格化させている。同ウイルス患者らに対応する「第二種感染症指定医療機関」の県立丹波医療センターでは、患者が来院した場合に備えた緊急訓練を実施。高齢者や子どもらが多く利用する施設でも予防策に取り組んでいる。

 1月30日に訓練を実施した県立丹波医療センター。新型コロナウイルスなどに感染した疑いのある患者が来院した場合を想定し、防護服やゴーグルを着用した医師や看護師ら約60人が参加した。

 訓練では、一般患者との接触で院内に感染が広がるのを防ぐため、案内する手順を確認。室内の空気が外に漏れない「陰圧室」を使った模擬診察も行った。同センターは「過剰に反応せず、一般的なインフルエンザと同じように気を付けて」とする。

 一方、37・5度以上の発熱や呼吸器症状がある人で、発症前の2週間以内に中国を訪問したか、中国へ訪問して症状がある人と接触した人に対しては、受診前に県設置の相談窓口へ連絡するよう呼び掛ける。

 また、高齢者や子どもらが利用する施設でも、体制整備や対策の徹底が進む。

 特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「神戸老人ホーム」(神戸市東灘区)は、職員たちが感染の仕組みを学び、マスクやアルコール消毒液の在庫を確認。全職員にマスクの着用を義務づけ、来訪者にも着用を促す。「感染が広がれば、イベント中止や家族の面会自粛も必要になる」と警戒する。

 播磨地方の障害者施設では、保護者からの依頼で、施設内に設置するアルコール消毒液を増やした。

 おとぎ認定こども園(神戸市垂水区)では、手洗いやうがいの指導を徹底する。子どもに感染する可能性は低いという指摘もあるが、同園は「インフルエンザもはやっているので、できることはしっかり対策していく」と話す。(末永陽子、篠原拓真)

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