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 兵庫県病院局は29日、県立西宮病院と旧県立柏原病院(現丹波医療センター)=丹波市=で、コンピューター断層撮影(CT)検査で医師が画像の確認を怠り、患者2人の肺がんを見逃したと発表した。うち1人はがんが転移し、手術できない状態になったという。

 病院局によると、西宮病院は2014年4月、胸と腹部の痛みを訴えて救急外来に来た50代の男性患者にCT検査を実施。放射線科医は肺に約30ミリの影を見つけ、電子カルテに「肺がんの可能性」と記入したが、女性医師は確認しないまま気管支肺炎と診断した。

 5年後の昨年8月、患者が再受診し、別の医師が過去のカルテを見てミスが発覚。腫瘍は約40ミリの大きさになっており、ステージ3の肺がんと診断された。患者は昨年末に脳への転移が分かり、治療中という。

 旧柏原病院でも60代の女性患者が17年5月にCT検査を受けたが、放射線科の女性医師が肺の影を見落とした。昨年9月に別の医師が気付き、別の病院で肺がんと診断された。

 県は18年度から、医師が画像を見落とさないよう通知するシステムを県立病院に順次導入している。

 また、加古川医療センターでは検査中、女性患者に挿入したカテーテルが腸の壁を突き破るミスがあった。(前川茂之)

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